せいか音頭
わたしたちの町の民謡「せいか音頭」
せいか音頭をYouTubeで紹介!
せいか音頭のデジタル化について
町の広報キャラクター「京町セイカ」を活用した「せいか音頭」の動画を作成しました。
これは、町で制作した「せいか音頭」の唄や踊りをデジタル技術の活用により次世代への継承すること、地域のより一層の活用と併せて町外にもPRを行うことを目的とした学研都市精華町らしい取り組みです。また、今回の京町セイカの振り付け指導には、社会教育委員 清水眞理子さんの協力を得ています。
せいか音頭について
昭和50年、町制施行20年の年に、町の祭りなどに地元の民謡がなくては寂しいと「せいか音頭」を制作することになりました。
同年12月1日に歌詞募集が開始され、翌51年7月5日に、寄せられた作品の中から、久保敏文氏(精華町在住)の歌詞に決定しました。
その後、吉中俊道氏(当時宇治高校教諭)が作曲し、同10月に「せいか音頭」は完成しました。踊りの振り付けは当時の婦人会などが行いました。
歌詞は1番から9番まであり、精華町を秋の風情に託して歌っているほか、京都府指定無形民俗文化財の「いごもり祭り」や、丸山古墳伝承地などが紹介されています。
また精華町を、「ほんに住みよい精華の町は、水も美味いよ風気も綺麗、今開発の槌音高く、未来に希望と夢がある」と歌い、現代にも通じる歌となっています。
歌詞
「せいか音頭」
作詞 久保 敏文
作曲 吉中 俊道
(1)
東の山から朝日が昇りゃ
木津が流れの光に映えてハイハイ
なびく稲穂に ハウスも浮かぶ
野の幸一杯 米の町
ドントイコ ヨイヨイ
(2)
親達(まちびと)たちが こどもを守りゃ
育つ良い子は 精華の宝ハイハイ
黄色い帽子がいそいそと
仲良し こよしで今日も行く
ドントイコ ヨイヨイ
(3)
伸びる若者 腕組み合って
樫の木のよに たくましくハイハイ
ばらの装い身につけて
吾等精華の未来をうたう
ドントイコ ヨイヨイ
(4)
負けじと夜毎にかあさん達も
緑の殿堂 体育館で ハイハイ
今日も励むよ 健康づくり
バレー 卓球の球(たま)はねる
ドントイコ ヨイヨイ
(5)
アカシヤ繁れる 丸山見えた
野見(のみ)の宿祢(すくね)がつけぼくろハイハイ
麓で働く つわもの達は
吾が町 守る猛者揃い
ドントイコ ヨイヨイ
(6)
薬師如来や 観音様ござる
お千代半兵衛の墓もあるハイハイ
日(ひ)の出神社(いづるさん)の雨乞(あまこ)い石が
田圃うるおす 山田川
ドントイコ ヨイヨイ
(7)
祝園神社のいごもり祭り
今年も静かに満作祈るハイハイ
太い燈火(たいまつ)赤々と
良い子綱引きゃ七五三(しめ)があく
ドントイコ ヨイヨイ
(8)
吾が町豊かに 栄えさせよと
希(ねがい)を伝える 孫達にハイハイ
翁は集い 四方山話(よもやまばなし)
交す笑顔に 花が咲く
ドントイコ ヨイヨイ
(9)
ほんに住みよい 精華の町は
水も美味(うまい)よ風気も綺麗 ハイハイ
今開発の槌音高く
未来に希望と夢がある
ドントイコ ヨイヨイ