糸車
糸車
綿(わた)から糸を紡(つむ)ぐ〔糸を作る〕作業(さぎょう)で使いました。右の車と左のツム(紡錘)という軸(じく)とをヒモでつなぎます。
そして、綿の筋(すじ)の先をツムに取りつけ、左手で綿の繊維(せんい)を引きのばしながら、右手で取っ手(ハンドル)を回して車を回転(かいてん)させると、ツムもつられて動くので、この力を利用(りよう)して綿から引き出した繊維の筋に縒(よ)りをかけて糸にしていきます。
整理番号:642 採集地:東畑郷土資料館
*国語の教科書(一部)にのっている「たぬきの糸車」のお話にも糸車が登場します。